今日は、近隣の教会からお招きした山尾先生がメッセージをしてくださいました😊
今回のテーマは、
「三つ撚りの糸は」
聖書箇所は伝道者の書4章7〜16節です。
📖 伝道者の書とは?
伝道者の書の著者は、ソロモン王です。
イスラエルは、王がいなかった士師(しし)の時代を経て、サウル、ダビデ、そしてソロモンへと続く統一王国の時代を迎えました。
士師とは、王が立てられる以前に、神によって民を導き、救い、裁きを行った指導者たちのことです。
ソロモンは「ダビデの子、エルサレムの王」として、知恵と富に恵まれ、壮大な神殿や宮殿を築いた人物でした。
しかし、人生の終わりに彼がたどり着いた結論は意外なものでした。
「富や知恵、権力を手に入れることが、本当の幸せではない。」
伝道者の書は、
「人生とは何か」「何のために生きるのか」
という問いに真正面から向き合っている書物です。
🪢 「三つ撚りの糸」という言葉
メッセージのタイトルを見た瞬間、私が思い出したのは、2020年のお正月の書き初めでした。
その年、私が選んだ漢字は「撚(よる)」。
「より合わせる」という意味を持つ漢字で、細い糸を撚り合わせて一本の丈夫な糸や縄を作るように、それぞれの力や技術を一つにして、より良いものを生み出すことを表しています。
当時は、
「今年も一人ひとりの力を合わせ、力を結集しながら、素晴らしい成果を生み出せますように。」
そんな願いを込めて書いたことを思い出しました😊
今回のメッセージを聞きながら、その時の気持ちがよみがえってきました。
😢 孤独がもたらす空しさ
7〜8節では、孤独な人の姿が描かれています。
その人には家族もなく、兄弟もなく、支え合う仲間もいません。
一生懸命に働き続け、財産を築いても、それを受け継ぐ人もいません。
働いても働いても満たされず、楽しむこともできない。
ソロモンは、そのような人生を
「空しい」と語ります。
現代でも同じではないでしょうか。
人は一人で生きているように見えても、本当は誰かとのつながりを必要としています。
相談できる人。
励ましてくれる人。
一緒に笑ってくれる人。
そのような存在があるだけで、人は大きな力をいただくことができます。
🚗 一人より、誰かと一緒に
山尾先生が、ご自身の夏休みの思い出を話してくださいました。
毎年、2週間ほど夏休みをいただき、ご家族3人で東京から九州まで車で旅をされていたそうです。
ホテルではなく車中泊をしながら、日本各地を巡る旅。
先生は、
「私は一人での車旅が苦手なんです。」
と笑いながら話されていました。
確かに、長い旅も誰かと一緒なら楽しさは何倍にもなります。
嬉しい景色を一緒に眺め、
美味しいものを一緒に食べ、
疲れた時には励まし合う。
これこそが、伝道者の書が語る
「二人は一人よりもまさっている」
ということなのだと思いました。
🪢 三つ撚りの糸は簡単には切れない
伝道者の書4章12節には、有名な言葉があります。
「三つ撚りの糸は簡単には切れない。」
一本の糸は弱くても、
二本になれば強くなり、
三本になればさらに丈夫になります。
これは、人とのつながりの大切さを教えてくれる言葉です。
そしてクリスチャンにとっては、
「私」と「隣人」、そして「神様」
この三者の関係を表しているとも言われています。
神様を中心に結ばれた関係は、とても強く、簡単には切れるものではありません。
👑 権力や名声も永遠ではない
後半では、王についての話が続きます。
どれほど権力を持っていても、
どれほど人気があっても、
それは永遠には続きません。
今日の英雄が、明日には忘れられてしまうこともあります。
実際、世界で最も知恵と富に恵まれたソロモン自身が、
「名声も権力も空しい。」
と語っています。
人からの評価や人気だけを人生の支えにしてしまうと、それを失った時に自分自身も揺らいでしまいます。
✨ 本当に大切なこと
私たちは誰でも、
「認められたい。」
「尊敬されたい。」
「好かれたい。」
という思いを持っています。
しかし、自分の価値を他人の評価だけに求めてしまうと、とても不安定になります。
大切なのは、
「神様は私をどのように見てくださっているのか。」
そこに自分のアイデンティティを見いだすことです。
神様に愛されている存在であること。
その事実は、人の評価によって変わることはありません。
だからこそ、私たちが人生で最も大切にすべきことは、
神を愛し、神に従い、人と共に歩むこと。
「三つ撚りの糸は簡単には切れない。」
この御言葉を心に留めながら、神様と人とのつながりを大切に歩んでいきたいと思わされた礼拝でした。😊
