日曜日は教会へ:一人の母の祈りから始まる新しい時代 ― サムエルの誕生日曜日は教会へ:

2026年5月から6月1週目の教会の生花 教会
教会に生けられている花が、5月から6月の花に変わりました。
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天地創造の物語は、年代を示すことよりも、「神がこの世界と人を創造された」という大切な真理を教えることに重点が置かれています。その出来事は紀元前数千年もの昔のこととされています。

その後、聖書はイスラエル民族の歩みを描いていきます。

アブラハム、イサク、ヤコブへと続き、ヤコブの12人の息子たちからイスラエル12部族が生まれました。ヤコブの息子ヨセフの時代に一族はエジプトへ移住し、やがて大きな民族へと成長します。

その後、モーセによる出エジプト、ヨシュアによる約束の地への入植、そして士師の時代を経て、イスラエルは統一王国の時代へと向かっていきます。

サウル王、ダビデ王、ソロモン王へと続く王国時代の幕開けです。

今日のメッセージは、その少し前、紀元前1100年頃の出来事である『サムエルの誕生』(サムエル記第一1:1〜28)から学びました。

当時のイスラエルはまだ王がいない「士師の時代」でした。

聖書には、

「そのころ、イスラエルには王がなく、めいめいが自分の目に正しいと見えることを行っていた」

と記されています。

人々は神よりも自分の判断を優先し、社会全体が混乱していました。多妻も社会的に認められており、その結果として家庭内に苦しみや対立が生じることも少なくありませんでした。

サムエルの父エルカナにも二人の妻がいました。ハンナとペニンナです。

ペニンナには子どもがいましたが、ハンナには子どもがいませんでした。ハンナはそのことで深く悩み、苦しんでいました。

ある日、ハンナは神殿で涙ながらに祈ります。

「もし男の子を与えてくださるなら、その子を一生主におささげします。」

神はその祈りに応えられました。

やがて男の子が生まれます。その子がサムエルです。

「サムエル」という名前には、「神に願い求めて与えられた」という意味が込められています。

サムエル記第一1章は、一人の母親の祈りがイスラエルの歴史を動かす始まりとなった物語です。

サムエルが乳離れすると、ハンナは約束どおり彼を神殿へ連れて行きました。

そして、

「私はこの子を主におささげします」

と言って祭司エリに託したのです。

サムエルは神殿で育てられ、やがてイスラエル最大の預言者の一人となります。

また、彼はイスラエル最後の士師として、民を裁き、神の言葉を伝え、民を導く働きを担いました。

さらに、後にサウル王とダビデ王に油を注ぎ、士師の時代から王国の時代への橋渡し役となります。

王国時代の始まりは、一人の母親の涙の祈りから始まったのでした。

2026年5月から6月1週目の教会の生花
教会に生けられている花が、5月から6月の花に変わりました。
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