読書:人生を変える読書

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📘 人類三千年の叡智を力に変える

表紙カバーをめくると、いきなり「おわりに」からの引用が目に飛び込んできました。

読書を通じてあなたがあなた自身についての理解を深めることは、あなたの人間全体についての理解が深まることでもあります。そしてそれは、あなたの生き方や他者との交わり方に大きな影響を与えることになるはずです。

この一文だけで、すでに心をつかまれました。

📖 この本は「おすすめ本リスト」ではない

「はじめに」を読み進めていくと、すぐに気付かされます。

この本は
✔ おすすめ本を紹介する本ではない
✔ 読書テクニックを教える本でもない

では何か?

読書を通じて人生を振り返り、これからをどう生きるかを考えるきっかけを与える本。

別の言い方をすると、

🏋️‍♂️「心の体幹を鍛える」本

これは良い。とても良い。

そこで、序章と第1章について、自分なりに整理してみることにしました。

序章:「自分を形づくる読書」

WHATではなくWHY

よくある質問。

「どんな本を読めばいいですか?」

ひとまずの答え。

「良書は読んだほうがいいと思います」

なんとも歯切れが悪い。

しかし本書は違います。

「自分に聞くしかない」ではなく、
もっと核心を突いてきます。

📌 自分が自分であるために読む

ここが大事。

言葉こそが人間を特別にした

言葉を持ったことが、人間を特別な存在にしました。

しかし現代は、

・大きな物語が存在しない時代
・誰かが人生の指針を示してくれる時代ではない

だからこそ読書は、

🕯 考えるための灯火

になります。

・考える材料を集める
・考える枠組みを構築する

そのための手段が読書。

正解を求めすぎる日本人

日本のビジネスパーソンは、

「正解を教えてほしい」
「早く答えがほしい」

と、ついインスタントな答えを求めがちです。

でも読書は違う。

答えをもらう行為ではなく、
自分で考える力を養う行為。

精神のエコシステム

ここが個人的に一番刺さりました。

読書は精神のエコシステムを形成する

私たちは食べるものには気をつかうのに、
精神が「食べるもの」には驚くほど無頓着。

これは確かに奇妙です。

心が食べるもの=
日々触れる言葉、思想、物語。

だから読書は、

🧠 精神的な飢餓状態を満たす行為

なのです。

WHYから始めよ

「なぜ読むのか?」

ここで思い出したのが、
2009年に聞いて衝撃を受けた

Simon Sinek のTEDスピーチ
「Start With Why(Whyから始めよ)」
。

彼はこう言いました。

Very few people or organizations know why they do what they do.

WHYが分からなければ、行動は浅くなる。

DigitalCastで英語の勉強もできますよ。

読書も同じ。

「読みたいから」では浅い。
自分であるために読む。

これが本質なのだと思います。

第1章:人生を変える読書

副題が挑発的です。

「あなたはまだ本当の読書を知らない」

ぐっときます。

人間は作品である

人間は、

・体験
・学習

が積み重なってできあがる「作品」のようなもの。

つまり、
読書とは自分という作品を彫刻する行為。

グローバル vs ローカル

・サイバー空間 → グローバリゼーション
・リアル社会 → ローカライゼーション

どちらの世界で生きたいですか?

と問われる。

そのためには、

🌏 メタレベルから世の中を見る視点

が必要だと言います。

今いる場所よりも一段高いところから、世界を見る。

紹介されていた本

・哲学と宗教全史(出口治明)
・独学大全(読書猿)
・読書大全(堀内勉)
・資本主義と戦った男(宇沢弘文)
・宇沢弘文の経済学(宇沢弘文)

どれも「基礎体力」を鍛える本ばかり。

基礎体力としての読書

毎日、良書に触れる。

それを繰り返す。

すると、少しずつ心が鍛えられる。

まさに筋トレ。

A great leader is a great reader.

本当にその通りだと思います。

精神の三大欲求

最後に心に残った言葉。

人間の精神的三大欲求は:

  1. 知りたい
  2. 自由になりたい
  3. 幸せになりたい

読書は、この三つすべてに関わっています。

まとめ

この本は、読書法の本ではありません。

人生の姿勢を問う本です。

WHATではなくWHY。
正解ではなく思考。
情報ではなく人格。

人類三千年の叡智を、自分の力に変える。

それが読書。

そしてそれは、
「自分が自分であるための営み」なのだと思います。

I read books to change my life. I believe that reading books allows me to turn three thousand years of human wisdom into my own strength. I believe that good books can satisfy the thirst of the soul. I believe that through reading meaningful works, I can strengthen the core of my mind. I read books to change the course of my life. (Geezer Toshiki)

私は人生を変えるために本を読みます。読書によって、人類三千年の叡智を自分の力に変えられると信じています。良い本を読むことで、心の渇きを満たすことができます。そして、良書に触れ続けることで、心の体幹を鍛えることができると信じています。私は、自分の人生の進む方向を変えるために、本を読んでいます。(としきおやじ)

試し読みが出来ますよ。

堀内勉(2023)人生を変える読書(Gakken)

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