としきおやじの住む多摩南エリアとは、一般的には東京都の「南多摩地域」のことを指します。八王子市、町田市、日野市、多摩市、稲城市が含まれる地域です。
相模原市は神奈川県なので「南多摩」には含まれません。しかし、橋本・相模大野・町田あたりは県境を意識せずに行き来する人も多く、「多摩の南に続く街、相模原」という感覚を持つ方も少なくないのではないでしょうか。私自身も、「多摩の南に隣接する相模原」という印象を持っています。
そんな多摩南エリアに住んでいると、新横浜駅近くのホテルに泊まる機会はほとんどありません。
ところが今回は台風の影響で、前日に関西へ移動できなくなり、新横浜に宿泊することになりました。
駅直結のホテルは想像以上に便利
翌朝早く新幹線に乗るため、宿泊したのはホテルアソシア新横浜。ホテルアソシア新横浜は2008年に開業、2026年7月15日で営業を終え、その後改装を経て「コートヤード・バイ・マリオット新横浜駅」として新たなスタートを切る予定です。今の「ホテルアソシア新横浜」に宿泊できるのは、まさに最後の時期だったことになります。
JR新横浜駅に直結し、新幹線改札から徒歩約1分。駅ビル「キュービックプラザ新横浜」の上層階にあり、改札階から専用エレベーターでロビーへ向かえます。雨の日でもほとんど外へ出ることがありません。
新幹線を利用する方はもちろん、大きな荷物がある方、ご年配の方との旅行、そして今回のような悪天候の際には、本当に便利なホテルだと感じました。
さらに駅ビル内にはレストランやカフェが充実しているので、「ホテルで宿泊して夕食」「翌朝の朝食」「新幹線に乗る前の買い物や食事」まで、ほぼ館内だけで完結できます。
今回は夕食に「鳥光國(とりみつくに)」へ。
焼き鳥を中心とした料理はどれも美味しく、品質の高さに対して価格はとても良心的でした。東京都内には数店舗ありますが、神奈川県では新横浜だけの店舗のようです。機会があれば、ぜひおすすめしたいお店です。
朝散歩で気付いた、新横浜の魅力
翌朝はいつものように早起きして散歩へ。
東海道新幹線で「新」が付く駅は、新横浜・新富士・新大阪の3駅ありますが、この中で最も緑に恵まれているのは間違いなく新横浜でしょう。
実は新横浜駅周辺は、もともと田畑や湿地が広がる地域でした。鶴見川の氾濫原だったことから、新幹線駅を建設するための広い用地を確保しやすかったと言われています。
1964年の東海道新幹線開業当時は、接続していたのはJR横浜線だけ。周囲には現在のようなビル群はなく、地下鉄もありませんでした。横浜市営地下鉄ブルーラインが開業したのは1985年、相鉄・東急新横浜線は2023年です。
その後の都市開発では、公園や遊水地が計画的に整備されました。そのため、「大都市の新幹線駅なのに緑が多い」という、他にはあまり見られない景観が生まれています。
駅から少し歩くだけで、日産スタジアムや新横浜公園、広々とした芝生、そして鶴見川沿いの遊歩道が広がります。
気持ちの良い川沿い散歩
駅から歩いて5分ほどで新横浜駅前公園へ。
さらに進むと、すぐに鶴見川沿いの遊歩道に出ます。
川沿いをのんびり歩いていると、数kmの散歩もあっという間。都会の駅前とは思えないほど開放感があり、とても気持ちの良い朝でした。
今回は時間の都合で新横浜公園までは足を延ばせませんでしたが、次回はぜひゆっくり歩いてみたいと思います。
新横浜公園は、新横浜駅だけでなく、JR横浜線の小机駅からも徒歩圏内です。
日産スタジアムではサッカー日本代表の試合やワールドカップ予選、国際親善試合なども開催されますので、サッカー観戦と合わせて散策するのも楽しそうです。
あるいは、少し足を延ばしてIKEA港北と組み合わせるのも良いかもしれません。
新幹線に乗るためだけの駅だと思っていた新横浜でしたが、今回宿泊してみて、その印象は大きく変わりました。
「駅直結の便利さ」と「都会とは思えない緑の豊かさ」。
そんな意外な魅力を発見できた、新横浜での一泊となりました。

