今日のメッセージは、ルカによる福音書11章5〜13節の「求めること」でした。
イエスは弟子たちに、神様との関係や、人々にどのように福音を分かち合うべきかを、たとえ話を通して教えられました。
その中で語られた有名な言葉があります。
求めなさい。そうすれば与えられる。
探しなさい。そうすれば見つかる。
門をたたきなさい。そうすれば開かれる。
求める相手は、神様です。
では、どのように求めたら良いのでしょうか。
イエスは、こんなたとえ話をされました。
ある人が、真夜中に友人の家を訪ねて、
「友よ、パンを貸してくれないか。旅の途中の友人が来たのだが、出してやるものがない。」
と頼みます。
現代の日本の都市部であれば、真夜中でもコンビニがありますから、なかなか想像しにくい場面かもしれません。
しかし当時は、旅人が夜遅く到着することも珍しくなく、人をもてなすことはとても大切にされていました。
そのため、この人は友人のために、近所の人へ必死に助けを求めたのです。
最初は断っていた友人も、その「しつこさ」に根負けして、必要なものを渡しました。
ただ、ここでイエスが教えているのは、
「神様は、うるさく頼めば仕方なく答えてくださる」
ということではありません。
そうではなく、
神様と親しい関係にある私たちは、安心して、何度でも神様に求めてよい
ということです。
「求めなさい」とは、一度だけではなく、求め続けること。
けれども、それは形式的に同じ言葉を繰り返すことではありません。
心から、自分の思いを神様に持っていくこと。
そこには、私たちの声を優しく聞いてくださる父なる神がおられるのです。
さらにイエスは、こう語られました。
「子どもが魚を求めているのに、魚の代わりに蛇を与える父親がいるでしょうか。」
たとえ不完全な人間の親であっても、自分の子どもには良いものを与えようとします。
それならなおさら、天の父なる神は、私たちに良いものを与えてくださる。
聖書には、
「天の父は、求める者たちに聖霊を与えてくださる」
とあります。
神様は、時には私たちの願った通りには答えられないこともあります。
けれども、神様が与えてくださるものは、いつも最善です。
そして、神様が私たちに与えてくださる最高の贈り物は、「聖霊」、つまり神様ご自身が人生に共にいてくださることなのだと教えられました。
メッセージの後半では、私が毎週通っている教会の、40年以上にわたる歩みについて振り返る時間がありました。
教団が新しい教会を開拓する際、町田市の金森の地が選ばれました。
金森は、町田駅の南側、境川と町田街道に挟まれた地域です。
40年前、1980年代半ばごろの金森は、今とはかなり違う風景だったそうです。
町田全体では1960〜70年代に急速な宅地化が進み、1977年に東急田園都市線が渋谷〜長津田でつながったことで、ベッドタウンとして発展していく時期でした。
住宅は増えていましたが、まだ農地や雑木林も多く残り、「半分は郊外、半分は自然」という空気が残っていた時代だったようです。
金森という地名には、「焼畑(カナ)」が由来ではないか、という説もあるそうです。
40年の歩み。
1年を約50週として計算すると、2000回以上の礼拝が積み重ねられてきたことになります。
あと30回ほどで、2222回目の礼拝を迎えるそうです。
街も、この40年で大きく変わりました。
- 2009年には教会前を神奈中バスが通るようになり、
- 2012年にはセブン-イレブン 町田金森南店がオープン、
- 2016年には教会前の通りが国道16号へ直結、
- 2017年にはファミリーマート 南町田四丁目店もオープンしました。
南町田から金森へのアクセスも、本当に便利になりました。
街の風景は変わっていきます。
けれども、その中で変わらず礼拝が積み重ねられてきたことに、深い恵みを感じます。
日々の生活だけではなく、長い年月を通して与えられてきた神様の導きを覚えながら、これからもこの教会に通い続けていきたいと思います。

