皆さんは日曜日の午前中をどう過ごしていますか？お寺や神社に自由に入れるように、教会も基本的には誰でも入れる場所です。日曜日はイエス・キリストの復活を記念する特別な日とされており、世界中の多くのキリスト教会で日曜礼拝が行われています。礼拝では、聖書の朗読、賛美歌やゴスペルの歌、説教（メッセージ）などが 1時間程度かけて行われます。礼拝の時間に合わせて行けば参加できます。
私は8kmちょっと離れた町田市の教会に行っています。礼拝開始は10時半。今日のメッセージのタイトルは「本当に偉い人」新約聖書『マルコの福音書＊』9章30-37節からの学びでした。
日本全体の出生率は2024年には1.15となり、過去最低を記録しました。都下では1を下回って人口減少に拍車をかけており、日本の将来の担い手はどんどん減り、インフラの維持をする費用どころか担い手が減っていくのでしょう。大人としての側面で、経済的に役立つ子供を育てようという風潮もあります。
現状の日本社会では、そこまで露骨に「経済的に役立つ」という表現で子育てを語ることは少ないです。ただし、そのような価値観や空気感は確かに見られます。
ただ、同時に日本は「子供は社会の宝」という建前も根強く、子供を「家計の投資対象」とだけみなすことには抵抗感がある人も多いのが現実です。
要するに
ChatGPT o4 2024.6.29
✅ 表向きは「子供の幸福」や「家庭の幸せ」重視
✅ 内心では「将来しっかり稼げる人間になってほしい」
という二重構造の価値観が多いといえます。
神様はイエスを私の子と呼びました。イエスによる二度目の受難予告の際にも、弟子たちは自分たちの事を考えました。誰が一番偉いのか。皆の先頭に立つのではなく皆に仕える者こそが偉い人であると答えられたイエス。律法の基準で律法を守る者が偉いという価値観と全く異なる視点です。仕えることは謙遜さを表します。
ふと、イエスもまた、相手の気持ちを読んで笑顔で円滑な意思疎通をされたのではないかと思いました。コミュケーション能力は笑顔で分かると述べられた福井県出身、藤田晋さんの「藤田の仕事学」の言葉を思い出しました。指示を命令的に伝えるだけの人より周囲と笑顔で良い関係を築きつつ、納得感のある説明や調整ができる人って信頼できますよね。近いうちに読書の記事にしたいと思います。
＊新約聖書：神の約束がどのようにして事実となったかを知らせます。約束が実現するのを目撃した人々が、そのことがどのように起こったのか記録しました。イエスの誕生から十字架の復活までが記されています。（早わかり聖書ガイドブックより抜粋）
