朝のルーティーン(17):源氏蛍が生息する風致公園

春の朝、相模原の公園でカモの大家族と静かな時間を分かち合う老夫婦(2025年3月) 健康
相模原の早朝の風致公園、春の訪れ。湧水から出来た小川に愛らしいカモの群れが🦆が老夫婦に寄り添います。紫陽花の季節になるとゲンジボタルの鑑賞会が開かれます
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祝日の午前中、雨や雪さえ降っていなければ、少し遠出するのがいつもの楽しみです。このウェブサイトを始めて迎えた最初の祝日は春分の日。そのとき気軽に立ち寄った「祝日の風致公園」(夜は入れない公園)で、まさかホタルが生息しているなんて思いもしませんでした。あれからもう2ヶ月あまり――。

いつものように散歩をしていると、近所の紫陽花が咲き始めていました。紫陽花を見ると「そろそろホタルの季節かな」と思ってしまいます。そんな折、今年のホタル観賞にあわせた夜間開園日が、5月最後の土曜日から翌週の日曜日までの8日間だということに気づいたのは、なんと3日前のことでした。

翌日の金曜の夜、天候に恵まれたので公園へ向かいました。3月の祝日の朝にはガラガラだった駐車場も、この日はすでに満車。交通整理をしていたお爺さんが「スペースはないけど、車をすぐ出せるようにしておけば、駐車中の車の真後ろに詰めて停めてもいいよ」と声をかけてくれました。そこで妻を車に残し、私は暗闇に包まれた道保川の公園へと足を踏み入れました。

いました、いました!ホタルがあちらこちらを舞っています。おそらく農薬や生活排水とは無縁、沢から湧き出した水によってできた小川が、ホタルにとって最高のすみかなのでしょう。まさに水生動物の宝庫、といった雰囲気です。

スマホのナイトモード(夜景モード)を使って、数秒じっと構えていれば、ホタルの写真も撮れるかもしれません。来年は紫陽花が咲く少し前、ゴールデンウィークから5月中旬あたりに鑑賞日を決めて、ハイキング気分で出かけてみようと思います。

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