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日曜には教会へ:礼拝と猛暑の日々から考える―心の平安と時間の使い方

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八重咲の宿根ヒメヒマワリ(宿根姫向日葵)の開花は夏〜秋。長く花を楽しめます。
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記録的な暑さと、礼拝で心を整えるひととき

今年の8月は、例年にない厳しい暑さが続きました。猛暑日(最高気温35℃以上)は破竹の勢いで増え、東京ではついに25日目を記録。さて、この猛暑ラッシュはどこまで伸びるのでしょうか。

そんな猛暑の中、私が日曜日に通っている教会では、8月の礼拝ごとに違う先生がメッセージをしてくださっています。猛暑日の記録はまだまだ更新中ですが、こちらの「連続記録」は5回でストップになりそうです。今日は伝道師の鈴木先生が「必要なこと」と題して、分かりやすいメッセージをしてくださいました。

テーマは『ルカの福音書』10章38〜42節、有名な「マルタとマリア」のエピソードです。イエスが旅の途中で姉妹の家を訪ねた時、マリアはイエスの足もとに座ってそのことばを聞き入れていました。一方のマルタは、もてなしの準備に大忙し。喜びの気持ちはあっても、やることに追われて心がいっぱいになり、ついイエスにマリアのことを訴えてしまいます。

忙しさの中で見失うもの

時間に追われ、イライラしてくると、つい周りの人を責めてしまうことはないでしょうか。自分の判断だけで突き進むと、大切なことを見失ってしまうものです。マリアのように御言葉に耳を傾けることは重要ですが、一方で、忙しく立ち働くマルタをも温かく見守られていたイエスがいます。

私たちには「選択」が与えられています。日々を忙しく過ごす中で、その時間をどう使うのか。先週の礼拝では「生きている意味」を問われましたが(「命は神からの賜物。礼拝メッセージと朝ドラに学ぶ」)、今週は「時間の使い方」を問われました。

毎日の小さな選択に

第5週のある週末をどう過ごすか、という大きな問いだけではありません。目覚ましが鳴ったその瞬間から、私たちにはさまざまな選択肢が与えられています。

聖書には「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって」と書かれています。これは「思い煩ってはいけない」という意味ではなく、思い煩うことがあったとしても、それを神に委ねることができるという約束です。日々の行動や決断を、自分本位ではなく「神が共におられる」と思い出すことができれば、平安のうちに歩むことができる――これがキリスト教のメッセージです。

一つだけ必要なこと

「しかし必要な事は一つだけです。」その恵みが取り上げられることはありません。必要なことは多くない。イエスのことばは、私たちの日常にも静かに響いてきます。暑さも忙しさも、少し置いて、耳を澄ませる時を持ちましょう。

いよいよ2025年8月も今日で終わります。厳しい暑さの夏でしたが、9月を平安のうちに迎えることができますように。

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