今朝は快晴。久しぶりの福井です。北陸新幹線は福井の人の旅の形を大きく変えていますね。新幹線の開業後、福井の人は西の都である京都よりも、乗り換えなしで行ける東京へ行く機会が増えています(かつて乗り換えなしで京都に行けたサンダーバードは今は通っていません)。福井は私の故郷。10時過ぎに実家を出て、母の運転する車に揺られて教会に辿り着くと、教会の外観(看板まわり)が手入れされて綺麗になっていました。久しぶりにお会いしたメンバーと、いつもとは違う雰囲気での礼拝です。いつものようにピアノ🎹の前奏で心を静めます。
今日のメッセージのタイトルは「神のことば人になる」ヨハネの福音書1章1-18章節からでした。人生には予期せぬことが起こります。東日本大震災の後、しばらくの間、本屋の目立つ場所にはドラッカー、カーネギー、孔子、ブッタ、ニーチェなど大きな業績を成し遂げた偉人の名言に関する本が多く積まれました。
今日の学びは、聖書の福音書の一つであるヨハネの福音書の最初に書かれていることでした。聖書では、万物の根源は「ことば」なのだと教えられます。ヨハネの福音書は、初めにことばがあり、ことばが神と共にあり、ことばが神であった、という言葉から始まります。また、聖書にはイエスによらずに作られたものは一人もいないと書かれています。即ち、ことば=神の御子イエスです。この方にいのちがあり、このいのちが人の光であり、光が闇に差し込むことを学ぶ時となりました。困難に遭遇する時、神に指針と助けを求めるのは決して変な事ではありません。
礼拝直後に久しぶりにお会いした方と短くお話しすることが出来ました。今年から仕事で上京したお嬢様に会いに北陸新幹線で上京されたとの事。東京駅の人混みに大変驚かれていました。その後、帰路の福井駅に母と向かう途中、フェニックス通り(=旧国道8号の福井市内の区間)にある蕎麦屋に寄りました。福井の名物おろしそばとソースカツ丼のセットをいただきました。このお店の壁には、幕末期の福井の歌人、橘曙覧の独楽吟の二つが書かれていて印象的でした。福井駅の近くでは、柴田勝家とお市の方が自害した城跡(北ノ庄城)が有名ですが、次回、足羽山近くに行くことがあれば橘曙覧記念文学館に寄ってみたいと思います。2025年5月18日の日曜礼拝にて。