規則正しく早起きをするようになってから、ちょうど2ヶ月が経った頃、この本に出会いました。そこには「睡眠こそが1日のスタートライン」だと書かれていて、特に寝る前の30分と朝の30分をどう過ごすかが、日々の成長につながるポイントになると説かれています。
「人間は習慣の奴隷である」という言葉には、思わずドキッとさせられますよね。でも確かに、習慣の力は大きいもの。習慣づけは効率化の第一歩であり、無駄を省くための大切なツールでもあります。
著者の高嶋さんは「習慣は人生を導くコーチであり、習慣が変われば人生の9割が変わる」と語っています。小さな繰り返しの積み重ねが、自分を大きく変えていく――そんな気づきをもらえた一冊でした。
自分なりに整理してみました。
夜の30分(種まき)
- 寝室:ネガティブ情報を追い払う空間、暖色系。日常空間(寒色系)と分ける。他人に見せない、カーテンは閉めない。
- 7つ道具:ナイトスタンド、スケジュール帳、メモ帳(ノートやカードでも)、3色ボールペン、ボイスレコーダ、ラジオ、辞書
- 入眠儀式:ながらラジオや読書など。一人になれる時間=自己投資の時間
起きた直後
- 起床する際に光で顔を照らす
- 朝日を浴びて朝の空気を吸ってリセット
朝の30分(収穫)
- 場所:書斎でもファミレスでも会社でも
- 朝にご褒美、朝に趣味
- 15分x2セット(朝の15分は昼の2時間の効果)
今後の課題
- 書き物(仕事のレポートやブログなど):夜に自由奔放な頭で書き、朝の冷静な頭で精査
- ひとこと日記:嬉しかったこと、うまく行ったこと、感謝したこと
- 夢のストーリー:なりたい自分をインプットする時間を持つ(寝る前に夢を思い出す習慣づけ)
日中:休憩の習慣化&三分割法
- 人間の記憶力は午前中がピーク(効率化へ)
- 午前・午後・夜の三分割で仕事の業務内容を分ける
- 朝:クリエイティブな業務 昼:雑務 夜:調べ物、といった具合
- 午後を乗り切る15〜30分の昼寝(休憩効果)
- When:早めに食事を切り上げた際
- Where:カフェでも車の中でも
- How:静かな曲を聴きながら(🎵モーツアルト)
- 休憩の準備:コーヒーを飲み(30分後に覚醒)、ネクタイゆるめてリラックス姿勢 、アイマスク
やる気はやってみることで生まれます。黄金の朝習慣を手に入れて、人生の新たな展開へ乗り出しましょう!
高島徹治 (2011)「寝る前30分」を変えなさい(PHP文庫)

「寝る前30分」を変えなさい | 高島徹治著 | 書籍 | PHP研究所
就寝前のちょっとした習慣で、仕事や学習の効率は劇的に上がる! 人生の3分の1をしめている睡眠を、「新たな勉強時間」に変える方法。