出張先での楽しみのひとつが「朝散歩」。平日であってものんびり歩いて、その土地ならではの名所を訪れることがあります。以前は浜松で浜松城(浜松公園)を歩いた記事を書きましたが、今回は岡山市での朝散歩です。
岡山といえばやはり「岡山城」と「後楽園」。この二つは隣り合っていますが、岡山駅からは2kmほど離れていて、往復すると少し時間がかかります。暑い季節は要注意ですが、ありがたいことに岡山には路面電車が走っています。そこで、散歩と電車を組み合わせることにしました。
ただ、朝6時の段階では路面電車がまだ動いていなかったため、行きは徒歩で岡山城を目指すことに。以前歩いた西川緑道を抜け、真っ直ぐ進んでいきます。途中、スタイリッシュな県立図書館を横目に、鳥城公園から岡山城へ。お城までは石段や坂道は少しあるものの、数分で天守🏯の前に到着できました。高い山の上にないお城って、珍しいですね。
帰りは県庁通りから路面電車に乗り、あっという間に岡山駅へ。ほんのわずかな距離ですが、冷房の効いた涼しい車内でほっと一息つけました。この後の連休に体調を崩すことになるとは夢にも思わず…(苦笑)。
岡山といえば桃や葡萄が有名。今回のお土産には「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」を選びました。マスカット・オブ・アレキサンドリアを丸ごと一粒使った贅沢な果実菓子。帰宅後、多摩南(町田市根岸)の「源吉兆庵」でも買えると知ってびっくり。岡山市が本社の老舗和菓子店ですが、関東でもよく見かけるお店なんですよね。
朝の散歩に歴史と自然、そして最後に美味しいお土産。お土産は都内で入手可能だったりもしますが、これが出張の密かな楽しみです。今回は、レジ横に積まれていた、森永製菓 「中四国限定」 旅するハイチュウ 瀬戸内レモン味も買いましたよ。