休日の朝のお出かけ:待春、暁を覚えず ― 祝日の下溝ハイキング

祝日の朝のお出かけ 健康
「休日午前ルーティン」シリーズ化。午前中に出かけて、その体験を記録しています。
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縄文の草地。
やわらかな地面。
モグラの気配。
そして、まだ目覚めきらない蕾。

2026年2月23日、天皇誕生日の祝日。
関東地方は快晴、春の陽気でした。

待春、暁を覚えず。

この2週間、オリンピック観戦で夜更かし気味。
日曜日にはフィギュアスケートのエキシビション(録画)を観て、ほっと一息。

布団に入り、目を閉じたと思ったら朝でした。

本来なら、早朝散歩からの「7 MINUTES RUN」のはずが、
この日は完全に寝坊。遅めの散歩をさっと済ませて帰宅。

けれど、せっかくの祝日。
どこかへ歩きに行きたいと、なんとなく計画していて、

向かったのは――下溝ハイキング

下溝ハイキングとは

神奈川県相模原市南区・下溝エリアを中心に、
里山や川沿い、歴史スポットをのんびり歩くローカルコース。

JR相模線「下溝駅」からアクセスでき、
どこか懐かしい“昔ながらの風景”が残っています。

✔ 高低差はゆるやか
✔ 舗装路と土の道が混在
✔ 里山・竹林・田畑・川沿い風景
✔ 1〜3時間で歩ける

登山というより、里山ウォークです。

今回のコース(約1時間半)

  • 麻溝公園南端駐車場
  • 道保川沿いを大正坂から泉橋まで
  • 勝坂遺跡公園
  • 勝坂歴史公園
  • 蜂山霊園
  • 駐車場へ戻る

透き通る道保川

川沿いの小道はよく整備され、
水は驚くほど澄んでいます。

途中、白鷺に出会いました。
静かな流れの上に立つ姿は、まるで時間が止まったかのよう。

縄文好きにはたまらない場所

勝坂遺跡は、縄文時代の集落跡として知られ、
「勝坂式土器」という名が残るほど考古学的に重要な場所。

でも、正直に言うと――

考古学に強い関心がない人にとっては、
かなり“ダダピロイ公園”です(笑)

派手なテーマパークではありません。
整備されすぎてもいません。

だからこそ、

縄文の時間に、そっと思いを馳せる場所

なのだと思います。

やわらかな地面と、モグラの気配

公園の草地は、思った以上にやわらかい。

ふかふか、というより、少し沈む感じ。

あちこちに小さな土の盛り上がり。
モグラが「ここだよ」と合図しているかのよう。

もちろん顔は出していません。

けれど、土の下では、何かがせっせと動いている。

5000年前の人々の営みが眠る地中で、
今もまた、小さな命が土を動かしている。

縄文の時間と、モグラの時間。

地面の下では、いつの時代も営みが続いている。

そう思った瞬間、
“ダダピロイ草地”は、静かな宇宙に変わりました。

河津桜という小さなご褒美

思いがけず楽しめたのが、早咲きの河津桜。

  • 道保川沿い(泉橋近く)
  • 勝坂遺跡公園駐車場付近
  • 勝坂歴史公園

どの場所にも、数本〜十本前後。

風はやや強め。
けれど、昨夜の雨にもほとんど花は落ちていませんでした。

満開は、これから。

急がず、慌てず、
その時を待つように咲いていました。

待春、暁を覚えず。

待春、暁を覚えず。
処処啼鳥を聞く。

夜来風雨の声、
蕾の眠り、今だ目覚めず。

待春暁不覚
処処聞啼鳥
夜来風雨声
蕾眠猶未覚

縄文の草地で感じたのは、
「待つ」という時間の豊かさでした。

桜も、蕾も、
そして私自身も。

焦らなくていい。

春は、もうすぐそこまで来ています。 🌸

祝日の朝のお出かけ
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