これまでに、テーマやプラグインの更新(「7:ワードプレスの初期画面と更新」)や、プラグインによる機能拡張と維持管理の大切さ(「22:ラグインによる機能拡張・維持管理の大切さ」)について触れてきました。今回はいよいよ、WordPress本体の更新についてです。
更新のお知らせは数字でわかる
ある日、WordPressのメニューバーに「(3)」という数字が表示されました。この数字は、本体・テーマ・プラグインに更新があるという合図です。数字の数だけ更新対象があるという仕組み。今回は、WordPress本体の更新が必要でした:

更新前にやるべきこと
WordPressの更新はとても大切ですが、更新前には必ずバックアップを取ることが推奨されています。
私は、以前紹介した「8:ディスクの使用量とバックアップ」で解説したように、手動バックアップを実施してから更新を行いました:

本体更新で得られるメリット
今回の更新では、以下の改善点が強調されていました。
- サイトの表示速度向上
- セキュリティの強化
これらは、サイト運営に欠かせない大事なポイントです。定期的な更新で安心して運用できる状態を維持できます。
注意!ソースコードを直接いじった場合
WordPressは便利なことに、テーマやプラグインを使わずともソースコードを直接編集してカスタマイズすることが可能です。
ただし、その場合は注意が必要。更新後には直接編集したコードがリセットされるため、必ず「どの部分を修正したのか」記録を残し、更新後に再度反映させる必要があります(変更したソースコード部分を別途記録しておいて、本体の更新後、過去に直接行った変更を再度行う)。
私のサイトではまだソースコードを直接変更していませんが、今後挑戦する際には記事にまとめたいと思います。
まとめ
WordPress本体の更新は、セキュリティやサイト速度に直結する大切な作業です。
- 更新前にバックアップを取る
- 更新後に不具合が出ないか確認する
- ソースコードを直接変更している場合は再適用する
この3つを意識すれば、安心して更新できます。
