前回、記事一覧のページでアイキャッチ画像の下に好感が持てるシンプルな抜粋を表示させる試みを実施しました。一方で、Googleなどの検索でヒットさせるには、ブログ記事の説明として効果的なメタディスクリプションを書き入れる必要があります。
まず、メタディスクリプションと抜粋がどう違うのかを整理します。
メタディスクリプション(meta description)は、検索エンジン(Googleなど)の検索結果ページに、ページのタイトルの下に表示される説明文のことです。
WordPressで設定する「抜粋(excerpt)」は、主に以下のような場面で記事一覧に表示される要約文として使われます。
📝 抜粋が表示される主な場所:
ChatGPT-4o 2025.07.20
- トップページ(ブログ一覧)
- カテゴリー・タグ一覧ページ
- アーカイブページ
- 検索結果ページ
- ウィジェットやプラグインが表示する記事リスト
次に、よしてっくさんの「【Cocoon・SEO設定】メタディスクリプションの書き方|メタタグ」を参考に効果的なメタスクリプッションや抜粋の書き方について整理してみました。
メタディスクリプション:検索エンジンのクリック率を高めたいため、メタディスクリプションは長めの文字数にするのが良いのですが、日本語(2バイト文字)では、およそ120文字前後の入力がおすすめとなっています。スマートフォンではそのうちの約50文字が表示されます。WordPressのCocoonテーマでは、何も入力しない場合には、「抜粋」に入力したものがメタディスクリプションとして挿入されます。
抜粋:記事一覧のページでアイキャッチ画像の下に好感が持てるシンプルな抜粋を表示させる試みでは、記事のタイトル「どこで!?」の答えと選定理由が簡潔に書かれていて好感が持てそうな抜粋をChatGPTに作成してもらいました。WordPress の抜粋のデフォルトは記事の冒頭で、日本語などの2バイト文字で110文字です。抜粋を自分で書く場合は110文字の厳密な縛りはありません。
ということは、最初の50文字の記述がより魅力的な110文字前後の日本語を抜粋で作成すると良さそうです。文章を少し削ることも考慮し、ブログ記事「ウェブサイトを作る(2):どこで!?」に対して「120文字または110文字前後で、キーワードを入れ、メリット・デメリットを書き、答えを出しきらないように、冒頭50文字前後をキャッチーにしつつ、全体で120文字または110文字前後に収めるようにメタディスクリプションを作成してください」とした結果がこちら:
「無料で作れるWebサイト、選ぶならどこ?」 広告表示やWordPress対応など、5つの無料サービスを徹底比較。意外な落とし穴も?(全角119文字)
「無料でWebサイト作れるけど、どこが正解?」 WordPress対応や広告の有無など、5社を比較して見えた意外な違い。(全角110文字)
ちなみに前回、答えと選定理由が簡潔に書かれていて好感が持てそうと感じて設定した抜粋がこちら:
無料で使える5社のWordPress対応サーバーを比較し、広告なし・高速なスターレンタルサーバーを選定。(この時は文字数の制限を考えていませんでした😅)
結論として、全角119文字から最後のフレーズを減らした全角110文字のものを抜粋に変更しました。このように、生成AIツールに幾つかの選択肢を与えて、最後は自分の感性で修正しつつ決めるのがベストです。この記事のタイトルも、複数の選択肢から修正して決めています😅