117:AIオーバービュー時代に突入。ブログは何を武器に戦うべきか?

ウェブサイト成功の鍵 - グーグルアナリティクス 作り方
ウェブサイト運用を成功させる鍵の一つがGoogle Analyticsを設定しておくことです
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SEO強化を考えていたら、ちょうどあのメールが届いた

よし「そろそろSEOを強化しよう…」と思っていたところ、まさにタイミングよく Google Search Console から “例のメール” が届きました。「過去28日間でクリック数が増えていますよ」というやつです。

クリック数は 5 → 10 → 15 → 20 と、まるで“5の倍数の階段”を上るように順調に伸びています。

Google Analytics(GA4)でも数字は好調で、

  • 9月末のアクティブユーザー:30(新規29)
  • 11月中旬のアクティブユーザー:70(新規68)

と、こちらも右肩上がり。
自分のペースで更新しているだけなのに、ちゃんと反応が返ってくるのは嬉しいですね。

Direct より Organic が少ない? でも悪くない理由

今回 GA4 を見ていて気づいたのですが、Organic Search(検索流入)が Direct(直接流入)より少なかったんです。

…とはいえ、絶対数が伸びてきているので、

「ほぼ同レベルの力を持ち始めている」

と言っていい状況なのかもしれません。

ちなみに今回のGA4確認では、Organic SearchはDirectより少なかったのですが、絶対数の伸びから考えれば、Direct Searchと同レベルの数といってもいいのではないでしょうか。

Search Console では…やっぱり今回もマックシェイク

そして Google Search Console を覗くと、前回と同じく “マックシェイク関連” クエリが目立つ状況でした(さらに増えています):

  • 「マックシェイク 提供時間」
    など、どう考えてもブログの文脈に自然に入れるのは至難の業…。

しかも今は、検索の上部に AIによる要約(AI Overview) が表示される時代。
ユーザーはわざわざホームページに行かなくても、概要だけである程度知識が手に入ってしまいます。

AIが検索を変えた──2024年から始まった “激震”

生成AIが社会で本格ブレイクしたのは 2024 年頃ですが、この頃から Google 検索に AIオーバービュー が登場し、SEOの常識が揺れ始めました。

今までは「検索 → 記事を読む」が当然の流れでしたが、
これからは 「検索 → AIが概要を教えてくれる → 終了」
という未来が定着しつつあります。

つまり、ユーザーが記事に辿り着かない。

Q
特に影響が大きいジャンルは?
A

特に影響が大きいジャンル

  • まとめ系記事
  • How-to / レシピ
  • レビュー / 比較
  • 健康 / メンタル
  • ライフハック
  • 一般的なトラベル情報
  • ニュース系の薄い記事

これらは AI が秒で要約できるため、
検索流入が 20〜40% 落ちたサイトもすでに出ています。(ChatGPT-5.1 2025.11.19)

これ、SEOにとっては本当に“激震”です。

🧭 ではブログ運営者はどうするべきか?

✔ AI に引用させるための 専門性・独自性
✔ 体験・写真・レビューなど 人間の一次情報
✔ ブログは 深堀り型コンテンツ
✔ 浅めの How-to は AI+SNS で届ける
✔ 流入源を検索以外にも分散する

特にあなたの場合、
旅行記・AI画像・日々の記録・解説系など
“あなたじゃないと書けない情報” がメインなので、AI Overview の影響を受けにくいタイプです。

むしろ今後、
一次情報(体験・写真)が SEO で価値を持つ時代
になります。

ChatGPT-5.1 2025-11-19

GPT-5.1 も登場、AIはますます高速に

そしてさらに驚いたのは、つい1週間前に GPT-5 のマイナーアップデート版「GPT-5.1」 が登場したこと。
単純タスクの応答が 2秒程度まで短縮されたという話もあり、AIはどんどん洗練されていく模様です。

こうなると、ますます「AIに情報収集を任せる時代」が現実味を帯びてきます。

これからのSEOは “誰にも書けない深い専門性” が勝負

ではこの先、「検索 → 記事を読む」の文化はどう変わるのでしょうか?

AIが一般情報を瞬時にまとめてくれるなら、
Web サイトに求められるのは 深い専門性体験ベースの一次情報 になるはず。

  • 自分にしか書けないこと
  • 自分が体験したからこそ言えること

こういった“希少性のある内容”が、今後ますます価値を持つのではないでしょうか。

そのあたりを明日、もう少し掘り下げてみたいと思います。

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