最近、ChatGPTを使ってアイキャッチ画像を作るプチ修行を始めました。やってみると、検索エンジンを超える便利さを感じます。とはいえ、Google検索の「スーパー版」ではなく、会話のやりとりから提案や解決策を引き出してくれる相棒と考えるのがしっくりきます。
バージョンとプロンプトの違いが大きい
特に感じるのは、ChatGPTのバージョンとプロンプト次第で結果がガラッと変わること。
今のところ、**ChatGPT-4o(Omni版)**が速度・精度ともにバランス良く優秀だと実感しています。
会話形式のちょっとした工夫
ChatGPTは「会話の前提」があると答えやすくなるようです。例えば:
- User: こんにちは。
「User」と付けるだけで、ChatGPTは「人間側の発言だな」と理解して、自然な会話の続きに入りやすくなります。特に初心者には便利な工夫です。 - 天空の城ラピュタは、
この「~は、」という書き出しもポイント。ChatGPTは「説明の続きが必要だ」と自然言語的に解釈し、文章を補ってくれます。
要は、ちょっとした言葉の置き方次第で生成AIの答えが変わるということ。これこそ会話型AIの醍醐味だと思います。
「天空の城ラピュタ」は、1986年にスタジオジブリが制作し、宮崎駿監督が手がけた長編アニメーション映画です。浮遊する天空の島「ラピュタ」をめぐって、少年パズーと少女シータが冒険を繰り広げる物語で、美しい空中都市や壮大な世界観、機械文明と自然との対比などが描かれています。日本だけでなく世界中で高い人気があり、ジブリ作品を代表する名作の一つです。
ChatGPT-40 2025.7.7
今回のゴール
読書記事「A WORLDWIDE GUIDE PLANKTON」のアイキャッチ画像を、ChatGPTに“構図提案 → 最終プロンプト生成”まで任せて作成。参考にしたのは、かいちのAI大学「【9割が知らない】ChatGPTプロンプト 最強フレーズ10選」。
1. 参考にしたフレームワーク
ポイントは「前提条件/制約条件/成果物/依頼」を明示すること。ChatGPTが“何を・誰のために・どの形式で”出すかを一目で理解できます。
2. 実際に投げたプロンプト(要約)
# 前提条件
- 依頼者:個人ブログ運営者
- あなたの役割:創造的で良識ある画像アシスタント
- 目的:個人サイトで使用するアイキャッチ
# 制約条件
- 思考ステップ(理由付け)を先に提示
- 市場トレンドや読者ニーズに基づく構図提案
# 成果物
- 1200×630 px のアイキャッチ画像
# 依頼
- 参考URLを踏まえ、チノパン×ダンディーなおやじの読書シーン
- 「天空の城ラピュタ」風の柔らかい雰囲気
- タイトルは短く、手書き風の温かい文字で挿入
- 参考: https://toshikit.com/read-a-book-a-worldwide-guide-plankton/
3. 生成→微調整の流れ
- ChatGPTから「思考ステップ」「構図案」「最終プロンプト」が提示され、仮タイトルは「本と空の旅」。
- ここでタイトルだけ差し替えを依頼:
「本の旅:プランクトンの世界」にしてください。」 - 反映後、読書記事:A WORLDWIDE GUIDE PLANKTONの世界観に沿ったアイキャッチが完成。
4. 使ってみてわかったコツ
- 役割と目的の指定で精度が上がる(誰が・どこで使うか)。
- **サイズ指定(1200×630)**は必須。WPのアイキャッチにぴったり。
- **“短いタイトル+手書き風”**など、仕上がり条件を具体化すると迷いが減る。
- 最後の一言修正(今回はタイトル)で満足度がグッと上がる。
5. 著作権・表現の配慮メモ
「○○風」は便利ですが、特定作品やスタジオ名をそのまま明示するより、
“やわらかな水彩、風を感じる空、空に浮かぶ島影、ノスタルジックな冒険感”
など抽象化した表現に置き換えると安心です(手描き感・柔らかい陰影・素朴な配色、など)。
6. そのまま使える“安全寄り”の最終プロンプト例
ブログ用アイキャッチ(1200x630, 余白多めで文字可読性重視)。
チノパンを品よく着こなしたダンディなおやじが、ソファで読書。
柔らかな水彩調、やさしい光、空と雲のモチーフで冒険心を感じる世界観。
ノイズやサイケ調は避け、落ち着いた配色と手描きタッチ。
手書き風タイトル文字を右上に配置:「本の旅:プランクトンの世界」。
Web公開を想定し、中央に主要モチーフ、上下に安全余白、圧縮最適化に耐える輪郭の明瞭さ。
画像まわりのセット(コピペ用)
- ファイル名:
book-journey-plankton-world-og-1200x630.webp - 代替テキスト(alt):
チノパンのダンディなおやじがソファで読書する水彩風イラスト。空と雲のモチーフで冒険感を添えたアイキャッチ画像 - キャプション:
ChatGPTの構図提案を活用して作成した読書記事アイキャッチ。“本の旅:プランクトンの世界”
まとめ
- フレームで投げる→一言で微調整が最短ルート。
- タイトルは短く・手書き風で“人の温度”をプラス。
- 表現は抽象化して、安心&上品に。
読書記事:A WORLDWIDE GUIDE PLANKTON プランクトンの世界のアイキャッチ画像になりました。
