64:プチChatGPT修行、一まとめのプロンプトで全部リクエストしてみる

ChatGPTセルフトレーニング - アイキャッチ画像の作成 作り方
ChatGPTセルフトレーニングで、アイキャッチ画像を簡単に作成できるようになりましょう!
この記事は約5分で読めます。

ChartGPTで手軽にアイキャッチ画像を作成するためのプチChatGPT修行中です。

ChatGPTのプロンプトを書く際に、区切り記号(”###” や """ など)を使って構成要素を整理・明確化する方法は、プロンプトの可読性やChatGPTの理解精度を高めるのにとても有効です。##(シャープ2つ)でも使用して問題ありません。ただし、それがChatGPTの特別な機能を呼び出す「公式記法」ではなく、**あくまで構造を整理するための「見出しのような装飾」**として機能する点に注意してください。

ChatGPT-4o 2025.7.8

ChatGPTに“まとまり”を伝えて、アイキャッチ画像の指示を一気通貫で出すコツ

「#や”を三つにすると、ChatGPTが“ブロック全体として扱う”と理解しやすい」──この小さな工夫だけで、長めの依頼でも意図が伝わりやすくなりました。今回は、アイキャッチ画像そのものの指示に加えて、ファイル名/代替テキスト/キャプションまでをワンセットで生成させる流れを実践しました。

やったこと(ポイント)

  • 見出し記法(###)や三重引用(”””)で、前提・制約・成果物・依頼を“ひとまとまり”に
  • 画像の作成依頼に、ファイル名・alt・キャプションまで含めて後工程の手間を削減
  • 参考記事のURLを明示し、文脈(世界観・温度感)を伝える

実際に投げたプロンプト(コピペOK)

### 前提条件
- 依頼者情報: 個人運営のウェブサイトのブロガー
- あなたの役割: 創造的で良識ある画像を提案・生成するアシスタント
- 目的: 個人サイトでの使用(アイキャッチ画像 1200×630px)

### 制約条件
- 出力までの思考ステップをはじめに明らかにすること
- 市場トレンドと読者ニーズに基づいた構図を提案すること

### 成果物
- アイキャッチ画像(1200×630px)
- 画像の英語タイトル
- その日本語意訳
- 画像用の3要素:ファイル名、代替テキスト(alt)、キャプション(日本語)

### 依頼
- 下記ブログを参考に、提案した構図で
  「チノパンを組み合わせた着こなしスタイルのダンディーおやじ」を描いた
  “手描き風で温かい雰囲気”のアイキャッチ画像を作ってください。
  参考: https://toshikit.com/read-a-book-the-veterinarian-goes/
- ブログのタイトルは可能な範囲で短くし、手書き風の温かい文字で画像内に配置してください。
- 最後に、日本語でブログの簡単な説明(ポイントまとめ)も出力してください。

※「特定のアニメ作品そのものの画風を名指し」すると権利的にグレーになりやすいので、「手描き風」「柔らかい陰影」「レトロ調」など表現の特徴で指示するのが安心です。

返ってきた出力(例)

短いタイトル(画像内テキスト)
直感力を磨く読書

英語タイトル(ファイル用のメタ)
Refining Intuition Through Reading

英語タイトルの日本語意訳
読書で直感力を磨く

画像の3要素(ブログ運用に即投入OK)

  • ファイル名refining-intuition-reading-dandy-chinos-1200x630.webp
  • 代替テキスト(alt)
    チノパンを品よく着こなしたダンディなおやじがソファで読書する手描き風アイキャッチ(温かい文字で「直感力を磨く読書」と表示)
  • キャプション
    読書時間を大切にする大人のミニマルな暮らし。チノパン×読書の落ち着いた世界観を手描き風で表現しました。

ブログの簡単な説明(ポイント)

  • 見出しや三重引用を使って、依頼を“ひと塊”で伝える方法を実践
  • アイキャッチ指示にファイル名/alt/キャプションまで含めて作業を一括化
  • 参考記事の温度感を手描きの質感で反映し、**読者に“やさしい第一印象”**を届ける

注意メモ(著作権・表現ガイド)

  • 特定作品名の「〜風」指定は避ける:テイストは質感・配色・筆致などの抽象表現で伝える
  • 文字は自サイトのブランド感に合わせた手書き風を推奨(可読性とコントラストも確認)
  • 画像サイズは1200×630pxを維持、主要要素は中央〜やや左寄せでリサイズ耐性UP

そのまま使える再利用テンプレ

### 前提条件
- 依頼者: (例)個人ブログの筆者
- 役割: 画像提案・生成
- 目的: アイキャッチ(1200×630px/WebP推奨)

### 制約条件
- 出力の思考ステップを明示
- トレンドと読者ニーズを踏まえた構図案

### 成果物
- 画像本体(構図案の反映)
- 英語タイトル/日本語意訳
- 画像3点セット:ファイル名、alt、キャプション(日本語)

### 依頼
- 参考URL: (貼る)
- テイスト: 手描き風/やわらかい陰影/レトロ調(※特定作品名は避ける)
- モチーフ: (例)チノパン×ダンディなおやじ×読書
- 画像内テキスト: 短く、手書き風で配置
- 最後に、ブログ要約(日本語・箇条書き3点)も出力

意図せぬタイトル追加から完成まで

今回のアイキャッチ画像づくりでは、「チノパンおやじ」という文字を「本の旅 命の重みと向き合う」に変えてほしい、とリクエストしたところ、思いがけず「Twilight Reader in Chinos」という英語タイトルまで加わってしまいました。

これは一見“余計”に見えますが、結果として英語+日本語の二重タイトルが生まれ、国際的にも目を引くユニークな仕上がりになりました。

→ 結果的に、読書記事「獣医さんがゆく」の雰囲気と内容に寄り添ったアイキャッチが完成しました。

学びポイント

  1. 意図しない追加要素も、逆に“味”になることがある
    → 今回は「Twilight Reader in Chinos」が良いアクセントに。
  2. 日本語+英語タイトルは、ブログの印象を広げる工夫になる
    → 海外読者やSNSでのシェアでも印象的。
  3. シーン描写を細かく指定することで、より狙い通りの雰囲気に近づける
    → 背景・人物・小物・光の効果まで明示すると完成度UP。

まとめ

三重の見出し・引用で“依頼を塊化”画像+メタ(ファイル名/alt/キャプション)まで一気に取得。これだけで、WordPressへの投稿スピードが段違いになります。

タイトルとURLをコピーしました