Google アナリティクス(GA4)は高機能で便利なのですが、ちょっと複雑すぎる…!
アクセス状況をサクッと確認できる、もっと簡単な方法はないのか?と思い、最近は「Google Analytics 以外で無料で使える解析ツール」をいろいろ探していました。
そんな中で、ふと気づいたのが レンタルサーバー側にもアクセス集計機能がある ということ。ただ、試してみたところ…
自分のアクセスを除外する機能 がない
→ 訪問者数のグラフに自分のアクセスが混ざってしまう
という問題がありました。
いろいろ調べてみると、WordPress プラグインでも “自分のアクセスを除外できる” ものがあることが判明(前回の記事)。さらに、Google 公式の無料プラグイン 「Site Kit by Google」 の存在も知りました。
■ Site Kit by Google とは?
- Google Search Console や Google Analytics と連携できる
- WordPress と Google 製ツールをワンクリックで連携
- 初心者でも使いやすい
- 日本語対応&利用者多数
ということで、「これは便利そう!」と思い、さっそく導入することにしました。
導入前にバックアップとサーバー容量チェック
新しいプラグインを入れる前には、必ずバックアップ。
さらに念のため、今のディスク使用量もチェックしてみました:

私が使っているスターレンタルサーバー(無料プラン)は 容量 3GB。
- WordPress インストール直後:150MB(約5%)
- 9か月後の現在:360MB(約10%)
軽量画像を意識していたおかげで、まだまだ余裕があります。
ただし…
気づいてしまいました。
総ファイル数(inode)が 50%近い!
これは盲点で、無料プランだと割とすぐ上限に届きそうです。
WordPress 本体、テーマ、プラグイン、画像ファイルを積み重ねると、ファイル数だけが先に限界に達することになりそうです。
Site Kit を導入してみた
バックアップも済ませ、いよいよ Site Kit を導入:

設定中に、
「選択したプロパティのタグはサイトにすでに存在します」
と表示されました。
別の方法で GA4 を設置していたため、「Place Google Analytics code」 はオフのまま が安全です。

設定を完了すると…
■ Google Analytics や Search Console に行かなくても
WordPress ダッシュボードから見られる!
これ、めちゃくちゃ便利です:

たとえば最近投稿した、
「すらすら読める奥の細道」 の記事が意外とインプレッションが高くて驚きました。
本の題名だけでも検索に引っかかるんですね。
✅ インプレッションとは何か?
あなたのページが Google 検索結果に “表示された回数” のことです。
- ユーザーが実際にページをクリックしたかどうかは関係ありません。
- 画面に表示された時点で 1インプレッション としてカウントされます。
✅ インプレッションがカウントされる具体例
● ページが検索結果の 1 ページ目に表示された → カウントされる
(ユーザーがスクロールしなくても、検索結果の1ページ目に載っていれば表示扱い)
● 2ページ目以降に表示 → ユーザーがそのページを開くとカウントされる
(2ページ目を見るために「次へ」を押さない限り、表示とはみなされません)
● Discover / Googleニュースに表示された場合もインプレッションに含まれる
ChatGPT-5.1 2025.11.27
PageSpeed Insights(ユーザーエクスペリエンス)も一目で確認できる!
Site Kit を入れて嬉しかったもう1つのポイントがコレ。
ページスピード(PageSpeed Insights)をすぐに確認できる!

ページ読み込み時間が遅いとの結果が出たので、
「これは改善しないと…」と、具体的な次のアクションも見えてきました。
まとめ:Site Kit は “手軽なアクセス管理” に最適
- 自分のアクセスを除外できる
- Google 公式なので安心
- WordPress から直接データを見られる
- PageSpeed Insights もワンクリック
- 初心者にやさしい設計
GA4 は難しすぎる…と思っていた私にとって、Site Kit はまさに救世主でした。
今後しばらくは WordPress ダッシュボードだけでアクセス状況をチェックしていきたいと思います。

