GA修行の第一歩として、前回は取得すべきデータと設定を学びました。今回は設定したデータがGA4で取得できているのかを確認します。
何ヶ月もの間、見向きもしずに記事を書きまくっていました。Google Analyticsを立ち上げて、初めて「レポート」をクリックすると「レポートのスナップショット」を3つのテンプレート(ユーザー行動、売り上げと収益、マーケティングのパフォーマンス)から選択して作成するよう促されました。ユーザー行動を選択しました(プレビュー画面でテンプレート毎の違いを確認することもできます):

その後、結城おさむ・ブログでカジュアル起業のすゝめチャネルの「【2023年7月最新GA4】Googleアナリティクス4の登録・設定方法|初心者が見るべきポイントも解説」)を参考に、GA初心者が抑えるべき3つの指標を確認しました。
1)リアルタイム、2)エンゲージメント、3)集客
1)リアルタイム:過去30分間のアクセス動向。左ナビゲーションの「レポート」から分析できます。自分のパソコンからアクセスしたところ、以下のような「リアルタイムの概要」動向が示されました:

アクセスがゼロであっても、自分の手持ちのデバイス(パソコンや携帯)からのアクセス(IPアドレス)を全て除外することは工夫が必要(←次回、記事にします)なので、自分のアクセスが記録されていることを確認することができました。ということで自分以外にアクセスしている人がいないことが判明💦
2)エンゲージメント:10秒以上の滞在・2ページ以上の閲覧・CVイベントの発生のいずれか(←前回のおさらい)。左ナビゲーションの「レポート」→「ビジネス目標」→「ユーザーエンゲージメントとユーザー維持率の把握」で概要を確認:

アクティブユーザー(イベント*を発生させたユーザー)の維持率が気になるところですが、Organic Searchが圧倒的に少なすぎます:
GA4(Google アナリティクス 4)における「Organic Search(オーガニック検索)」とは、検索エンジン(Google、Yahoo!、Bing など)から広告を経由せずに自然に訪問してきたトラフィックを指します。Organic Searchが全体の8〜9割を占めている場合、一般的には「検索流入がうまく機能している」と判断できます。
GA4における「Direct(ダイレクト)」とは、参照元(リファラー)情報が無く、どこから来たのかが特定できない訪問を指します。
たとえば、以下のような場合に「Direct」に分類されます:
ChatGPT-4o 2025.7.25
- URLを直接ブラウザに入力した
リアルタイムで自分のアクセスが記録されていることを確認することができているので、Directの大部分は記事を執筆している私のアクセスに違いありません。Organic Searchで辿り着いているアクティブユーザー数は10もありません。念のため、Google Search Console*で検索クエリを調べてみると、、、

Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスに表示されるクエリとは、Googleでの検索時に使用された語句のうち、自分のサイトのページが検索結果に表示された際に使用された検索語になります。いずれも非常に具体的な検索語というわけではないのに検索結果に表示されるのは驚きです(←理由としては、ワードプレスのテーマの中でSEO対策の土台がしっかりしているCocoonを利用していることが考えられます)。今後は、私からのアクセスを除外してGA4での解析ができるようにして、SEO対策を強化してくことになります。今後、Googleサーチコンソールについては、GA4と絡めて記事にするつもりです。
3)集客:どこからアクセスされているか?
新規ユーザーとリピーターのバランス(新規が多ければ集客として成功、リピーターが多ければファン獲得に成功)がいずれポイントになるでしょう。今は時期尚早ということで。。。
ということで、来週以降、自分のアクセスを除外しながら、SEO対策に本腰を入れていきます。
*イベント:GA4では、ウェブページの訪問といった大枠のアクションに限らず、ページをスクロールする、ページ内のリンクをクリックするといった様々なアクションをイベントと呼んでおり、サイトの訪問者の閲覧行動を質で評価できるようになっています。
*Google Search Console:GA4単体では詳細な検索キーワードは表示されません。Google Search Consoleを使うことで、ユーザーが検索しているキーワードが確認できます。