55:CanvaのAIは未だ発展途上

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プレゼン資料やブログ用ビジュアル作成で、「複数の写真をアップして、AIがいい感じにレイアウトしてくれたら楽だな…」と思ったこと、ありませんか?

Microsoft PowerPoint の「デザイナー機能」のように、写真を選ぶと自動でレイアウト案を複数出してくれる機能、実はかなり便利です。

で、「同じようなことが Canva でもできるかな?」と思って試したら…「日本語版ではCanva AIが使えない」という表示が出てしまったという体験がありました。

そこで今回は、

  • Canvaで「複数写真をAIがレイアウト」できるかどうかの整理
  • 使えない理由/使えそうになる未来は?
  • 当面の代替手段(AI無し、もしくは部分的AI)
    について、ブログ風にわかりやすくまとめます。

CanvaのAI機能の今:何ができる?

まず、CanvaのAI機能が現在どういう位置にあるのか整理します。

  • 「Canva Magic Studio」という名称で、AIツール群を提供しています。Canva+1
  • 例:
    • 「Magic Design™」:テキスト+画像などから、自動でデザイン案を生成。
    • AI写真編集機能:「AI Photo Editor」では、写真の背景除去、オブジェクト除去、リカラーなど
    • 写真グリッド(layout用テンプレート):「Design Grids」機能として、写真をあらかじめ用意されたグリッドにドラッグ&ドロップで配置できる。
  • ただし、「複数写真をアップして任せるとAIが最適レイアウトを自動で複数出す」という機能が、明確に“日本語版で常時/完全に”使えるという案内は、少なくとも私の調査時点では確認できませんでした。

Canva AIボタンをクリックして、

写真ファイルを選択して、

次に進んだところ、日本語版ではCanva AIを使えないという表示が出てしまいました。

なぜ「日本語版では使えない」という表示が出たのか?考えられるポイント

ユーザーとして実際に「日本語環境(日本語UIや日本地域設定)でCanva AIボタンを押したところ“日本語版ではこの機能が使えません”という表示が出た」との体験については、以下のような原因が考えられます。

  • 機能展開フェーズ(グローバル展開中):AI機能はまだ一部地域・言語でのみ先行して展開されている可能性。
  • プラン/契約条件:無料プラン・日本向けプランだと、AI機能の一部が制限されている可能性。
  • UI言語切り替えの関係:英語版UIでは利用可能でも、日本語UIでは「まだ未提供」という表示になるケース。
  • 写真レイアウト自動化(完全にAI任せ)という機能自体が“グリッド選択+ユーザー操作”という形で提供されており、「AIが最初から候補を出す」式はまだ発展途上かもしれません。

つまり、現状どうする?

結論から言うと:
「はい、CanvaにAI機能は多数ありますが、“複数写真をアップしてAIが完全自動でレイアウト候補を複数出す”という用途においては、日本語版かつ無料プランで使える確実な状態ではないと思われます。」

ですので、ブログ用やプレゼン資料用に“写真複数枚+レイアウト”を作りたいときは、別の方法がおすすめです。例えば、PowerPointの「デザイナー機能」が既に写真レイアウトをAI候補として出してくれます。他にも写真レイアウト専用ツールや、コラージュ生成機能を持つアプリを併用します。

Canva使い方のヒント

  • 写真を揃えるとき:解像度・縦横比を揃えておくと、レイアウト時に画面がきれいに見えます。
  • 写真の配置前にテーマ・色調を統一しておくと、後でデザイン上の調整が楽です。
  • グリッドテンプレート選びのコツ:写真枚数・向き(縦横)・余白位置を考えて、「目線の流れ」が自然になるものを選びましょう。
  • レイアウト候補を複数試す:どれか1つのレイアウトで「うーん、写真が窮屈・文字が被る」と感じたら、別のテンプレートに差し替えて比較。
  • 今後AI機能が出てきたら、最初に「英語UI・Proプラン」で試して、その後日本語版にも反映されるか追っておくのもおすすめです。
ChatGPT-5 2025.10.29

おわりに

「複数写真をAIが自動レイアウト」という理想、確かに魅力的です。ですが現状、Canvaでは日本語版・無料プランではその機能がスムーズに使えない可能性があります。

とはいえ、グリッドテンプレート+手動調整 という方法を使えば、十分にきれいな写真レイアウトを作ることができます。しかも、今後CanvaのAI機能がさらに進化・展開されていく可能性が高いので、「今できることを使いながら、将来の機能アップデートにも期待」というスタンスが現実的だと思います。

ぜひ、次のブログ用ビジュアル作成やプレゼン資料作りの際に、上記の代替手段も試してみてください。

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