お盆で帰省する時に、コンビニの宅配サービスや郵パックを使う方が多いと思います。
今年の5月「郵便局アプリ」が機能強化したことをご存知でしょうか。紙の送り状は必要なく、アプリから差出人と受け取り人を入力して、サイズ(縦+横+高さ)別の料金、内容物、お届け希望日を入力、クレジットカードなどで事前支払いを済まして発行されるQRコードを、郵便局に設置されているQRコード読み取り機でスキャンすると、送付状が印刷される仕組みです。
なお、同じタイミングで、自身の住所を7桁の英数字で入力できるデジタルアドレスの発行が始まりました。デジタルアドレスの取得には「ゆうID」の登録が必要。ゆうIDは郵便局アプリのユーザーIDのようなもの(としきおやじはgmailアドレスで登録しました。ゆうID利用規約に同意して登録を完了すれば、直ぐにデジタルアドレスを取得できます。
念のため、デジタルアドレスの利用に伴うリスクとして、第三者にデジタルアドレスを知られた場合、該当する住所が知られる可能性があります。デジタルアドレスを無作為に入力することで、該当する住所が表示されてしまうケースも考えられます。デジタルアドレスは即時に削除でき、住所とデジタルアドレスの連携を無効化できます。削除した場合には新しいデジタルアドレスを再取得できます。システム上、短時間に大量の検索がされた場合、そのような異常な検索を検知し防ぐ仕組みもあるようです。万全な対策とは言えないかもしれませんが、入力の手間が省けるのは助かりそうです。
今年の帰省時に郵パックを出す機会があったので使ってみました。郵便局に設置されているQRコード読み取り機でスキャンして印刷された送付状を持って窓口へ。受付確認のレシートと、e発送サービスの控えを渡されますが、アプリ内に記録があるので無くしても大丈夫。紙の送り状に何も書く必要がなく、荷物の追跡もできるのは秀逸。料金から180円引きとなるのでお値打ち。100円につき、ゆうゆうポイントが1ポイントたまる。逆に言えば、いつものように紙の送り状に書いていれば、荷物の追跡はできるかもしれませんが、割引は無いしポイントも一切たまりません。
ちなみに「ゆうパックスマホ割アプリ」は、2025年8月下旬にサービス終了で 「郵便局アプリ」に統合されます。さらにちなみに、郵便局に行ったら、郵便局の中で(来局ポイントプレゼントと書かれたQRコードを見つけて)、郵便局アプリのホーム画面の上にある赤色のスキャンマークをタップしてQRコードをスキャンするだけで、ゆうゆうポイントが1ポイントたまりますよ。朝のルーチンに郵便局に行くのを決めておくのも良いですね。
