先日、ようやくマイナンバーカードの受け取りに行ってきました。
「15分の予約枠なんだし、この時間帯でサクッと終わるでしょ」──そう思っていた私が甘かった。
■ 受付までが読めない…まさかの10人待ち
市役所に着くと、まず 受付の前に10人ほどの列。
しかも、更新も新規も同じ窓口で対応しているので、進むペースがバラバラ。
数分で終わる人もいれば、10分以上かかる人もいて、まったく読めない……。
ただ、いま混む理由は明確で、
2025年10〜12月は特に混雑が予想される時期 なんですよね。
- ① 2016年1月開始組が10年目の更新ラッシュに突入
- 有効期限3か月前から更新する人たちが増えるタイミング。
- ② 健康保険証終了(2025年12月)報道による“駆け込み需要”
- その後 2026年3月まで延長されたものの、「とりあえず作らなきゃ!」という方が一気に窓口へ。
…とはいえ、私はこのどちらでもなく、別の理由で10月に申請したのですが、それはまた別の話。
■ 受付 → 番号札 → 本人確認 → PIN設定へ
並んで、受付を済ませて番号札をもらい、ようやく自分の番。
ここから約15分ほど、4桁と6〜16桁のパスワードを設定して、
ついにマイナンバーカードをゲット!
ピンク色で、ちょっと可愛い。
■ え、A4の紙に肝心なことが書いてない…?
渡されたA4の「マイナカード 大事なポイント」。
ざっと読むも、
健康保険証のことが一言も書いていない。
「え? マイナ保険証ってすぐ使えるの?」
気になったので、手続きが終わった段階で係の方に質問。
すると──
A4の裏側に小さく、「その4 マイナ保険証」 の文字が!
しかもたった一行、
利用するための手続きは厚生労働省HPをご確認ください
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html
とだけ。
スマホのマイナポータルでの操作が必要という超重要な点は…… どこにも書かれていない。
書いたら質問攻めになるから、あえて触れていないんでしょうね。
■ 別紙を見ると「操作が苦手な方向け窓口を開設」との記載
さらに別途渡されたA4には、
インターネット操作が不慣れな方向けに
「マイナポータル操作支援窓口」を開設しています
と書かれていました。
やっぱり難しさを感じる人が多いんだなと実感。
■ 私が実際にやった3つの設定
① iPhoneウォレットにマイナカードを追加(10分くらい)
まず、App Storeから「マイナポータル」アプリをダウンロード。
立ち上げると、

マイナ保険証を設定する前に、マイナンバーカードをiPhoneに追加、の案内。
そう、これ、コンビニで土日祝日でも(6:30〜23:00、手数料250円で)住民票などを取れるようになるやつですね。しかも、iPhoneに登録したWalletだけで取得できるようになるのであれば、今後に期待ですね。
ポイント:マイナカードの“上に”iPhoneを置いて読み取る
スマホ1台につき1枚しか登録できません。
登録が終わると、マイナポータルアプリ側から通知。
さらに、
「iPhoneを探す」をONにしておけば、紛失時に“マイナカードも一時停止”可能
とのこと。
私はすでにクレカをウォレットに入れていて、海外でも大活躍したので(ポートランドで電車乗るとき便利でした!)、これは必須設定。
② 健康保険証の利用登録
メールアドレスを登録し、利用設定へ進むと…
保険者番号などはすでに自動で入っている!
自分で入力する必要なし。
「必要な情報」が必須項目になっていたので、
試しに “更新のお知らせがメールで届くか” と質問として書き込んでみました。
(←ChatGPT-5.1に尋ねると郵送のみのようです)
これでステータスは 「登録済み」 に。
③ 公金受取口座の登録
給付金や年金を受け取る口座のこと。
急ぎではなかったけれど、こういうのは思い立った時にやっておくのが一番なので、そのまま登録完了。
■ 12月に眼科へ行くので「マイナ保険証デビュー」してみます
受け取り〜設定まで予想以上に時間はかかりましたが、
これでようやくデジタル活用の第一歩。
12月に眼科へ行く予定があるので、そのとき 初めてマイナ保険証を使ってみます。
ちゃんと動作するのか、どんな流れになるのか、またブログに書きます。
