ウェブサイトを作る(21):バックアップはこまめに

ウェブサイト成功の鍵 - サーバーメンテナンス 作り方
サーバー管理(メンテナンス)をしっかり行ってウェブサイト運用を成功させましょう!

レンタル当初は空っぽだったサーバーにワードプレスをインストし、ディスクの使用量とバックアップを行ってから一月近くになる(ウェブサイトを作る(8):ディスクの使用量とバックアップ)。無料プランでは自動でバックアップを取ってくれないので、時々バックアップを取ることは大切なメンテナンス事項である。

サーバー管理(サーバーパネル)のメニュー「サーバー:手動バックアップ作成」で、運営しているウェブサイトのホームディレクトリをまるごとバックアップすることもできる。通常は運営しているウェブサイトのディレクトリをバックアップを作成してダウンロードしておけば良いだろう。運営中のtoshikit.comのバックアップを選び「作成してダウンロードする」をクリック。Macのダウンロードフォルダ内に落ちたtoshikit.com.tar.gz(圧縮ファイル)を保管場所に移動する(自分はダウンロードフォルダの直下にサブディレクトリ「としきおやじ」を作成している)。以前にダウンロードしたものは、ファイル名にその時の日付を加えておくと便利かもしれない。通常は、このファイルの最新版のみを保管しておけば良い。ちなみに、このファイルはMacであれば以下のように解凍できる*:
・「ターミナル」を起動
・cd Downloads
・cd としきおやじ
・gzip -d toshikit.com.tar.gz
・tar -xzvf toshikit.com.tar
解凍されたhomeフォルダの中にある「toshiki.com」フォルダ(home\ssxxxxxx\toshikit.com)の中にある一連のフォルダやファイルについては、ファイル転送ソフトで確認できている(ウェブサイトを作る(15):ファイル転送ソフトの設定)。特にpublich_html\wp-contentフォルダの中にある、themes、plugins、uploadsの中身が最も重要。他のレンタルサーバーで、サーバー管理からのバックアップ機能が無い場合には、これらのフォルダをバックアップしておくと良い。

もう一つ、Wordpressのダッシュボードには、サイトの引越しなどで、別の WordPress インストール時に、既存サイトのコンテンツをインポートできる機能がある:

このXMLファイルもバックアップしておくのが良さそうだ。バックアップはどんな頻度で取るとよいだろうか?無料プランでは自動でバックアップを取ってくれず、こまめにバックアップを取るのが望ましい。復旧にかかる手間を考えて毎週はどうだろうか?

*Macの場合、ダウンロード先に同じ名前のファイルがあることで、toshikit.com (1).tar.gzのように括弧の中に番号が入る形でファイル名が作られました。このファイル名には(括弧の前に)スペースが入っているため、ターミナルで一つのファイルとして扱う時には注意が必要です。うまくいかない時もあきらめない、チャレンジが大事ですが、ダウンロードしたファイルはサブフォルダに移しておく、古いファイルは消去するなど、断捨離してフォルダ内をシンプルにするとストレスなく良さそうです。

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