71:表と裏の顔?WordPressでの抜粋とメタディスクリプションの違い

ウェブサイト成功の鍵 - ワードプレスの設定 作り方
ウェブサイト運用を成功させる鍵の一つがワードプレスの設定です
この記事は約3分で読めます。

前回の記事では、記事一覧ページに表示される「抜粋」を工夫してみました。

アイキャッチ画像の下に、ほんの短い、読者が読み進めたくなる一文を置くことで、一覧ページの印象がグッと良くなります。

ただ一方で、ブログは一覧だけ整えればいいわけではありません。Google検索に拾ってもらうためには「メタディスクリプション」の存在がとても重要になります。

ここで一度、整理しておきます。

メタディスクリプション(meta description)は、検索エンジン(Googleなど)の検索結果ページに、ページのタイトルの下に表示される説明文のことです。

WordPressで設定する「抜粋(excerpt)」は、主に以下のような場面で記事一覧に表示される要約文として使われます。

📝 抜粋が表示される主な場所:

  • トップページ(ブログ一覧)
  • カテゴリー・タグ一覧ページ
  • アーカイブページ
  • 検索結果ページ
  • ウィジェットやプラグインが表示する記事リスト

ChatGPT-4o 2025.07.20
  • 抜粋(Excerpt):ブログ内の「記事一覧ページ」で読者に見せるための短い紹介文
  • メタディスクリプション(Meta Description):検索エンジンに対して「この記事は何の内容?」を伝える説明(SEO要素)

つまり、役割がまったく違うのです。

一覧ページは「読者を次へ進める導線用テキスト」
メタディスクリプションは「検索から新しい読者を連れてくる入口テキスト」

次に参考にしたのが、よしてっくさんの「【Cocoon・SEO設定】メタディスクリプションの書き方|メタタグ」

この記事を読んでみて、あらためて「メタディスクリプション」と「抜粋」の役割と書き方を整理してみました。

■メタディスクリプション

Google検索で上位に並んでいたとしても…結局クリックしてもらえなければ、意味がありません。
なので、検索結果一覧で“読みたくなる文章”を設定しておくことが大事。

・日本語だと、120文字前後がおすすめ
・スマホではだいたい最初の50文字しか見えない
・Cocoonテーマでは未入力の場合「抜粋」がそのままメタディスクリプションになる

つまり「検索から新しい読者を連れてくる文章」がメタディスクリプション。

■抜粋

一方、抜粋はブログ内の「記事一覧」専用の紹介文。アイキャッチの下にちょっと短く、印象良く見せるための文章です。

WordPressのデフォルトでは日本語110文字が上限ですが、自分で書く場合は厳密に110文字でなくてもOK。

今回、ブログ記事「2:どこで!?」に対して
「120文字 or 110文字前後」「キーワードあり」「メリット・デメリットあり」「最初の50文字をキャッチー」「答えは全部言わない」
という条件で、生成AI(ChatGPT)にメタディスクリプション案を作成してもらい、最終的に自分の感性で調整しました。

最終的に採用した抜粋はこちら(110文字版)👇

「無料でWebサイト作れるけど、どこが正解?」 WordPress対応や広告の有無など、5社を比較して見えた意外な違い。(全角110文字)

実はその前は、以下の抜粋を設定していたのですが、文字数の意識まではしていませんでした😅

無料で使える5社のWordPress対応サーバーを比較し、広告なし・高速なスターレンタルサーバーを選定。

結論:
AIに複数案を出してもらい、最後は自分の感覚で“微調整して決める”のが一番良い。

記事タイトルと同じで、最終的に選ぶのは人間。
この一手間で、読者の印象も検索の入り口も、確実に変わっていきます。

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