ウェブサイトを作る(67):ジブリ風のアイキャッチ画像をGrok-3で作るのは諦める

としきおやじのウェブサイトではChatGPTを利用して、記事を書く際の引用にしたり、アイキャッチ画像を作ったりしていますが、生成AIツールはChatGPTだけではありません。GPT MASTER AI活用ブログ「2025年上半期「生成AI業界」まとめ:注目の新ツール10選と見えてきた3つのトレンド」の10番目のツールにGrok-3(xAI Glok-3)のことが書かれています。

Grokって聞いたことありますか?

「Grok(グロック)」とは、アメリカの作家ロバート・A・ハインラインが1951年のSF小説『異星の客(Stranger in a Strange Land)』で初めて使った造語で、英語圏では特に技術分野やオタク文化で浸透しています。「Grok」は単に「理解する」という意味ではなく、

深く直感的に、完全に理解し、同化すること

を表します。最近ではElon MuskのxAIプロジェクトにおける大規模言語モデルの名前にも使われており、ここでも「深い理解」を強調する意味合いがあります。

2025年に入りGrok-3がリリースされ(現在はGrok-4、イーロンマスク曰く「地球上でもっとも賢いAI」だそうですが)ChatGPT-4o向けの以下のプロンプト:

### 前提条件 -依頼者情報: 個人運営のウェブサイトのブロガー -あなたの役割: 創造的な良識ある画像を提供するアシスタント -出力コンテンツの目的: 個人運営のウェブサイトでの使用 ### ### 制約条件 – 出力までの思考ステップをはじめに明らかにすること – 市場のトレンドや消費者ニーズに基づいた構図を提案すること ###  ### 成果物の生成 – 個人運営のウェブサイトのアイキャッチ画像、1200 px x 630 px #依頼:以下のウェブサイトを参考にして、提案した構図で、チノパンを組み合わせた着こなしスタイルの髪の毛がある、ぽんぽこ狸風のオヤジを描いたアイキャッチ画像を「平成狸合戦ぽんぽこ」風で描きます。また、ブログのタイトルを可能な範囲で短くして、その短いタイトル文字を手書きの温かい文字にして画像に入れます。作成したアイキャッチ画像に英語でタイトルをつけます。また、その英語のタイトルを日本語で意訳します。また、日本語でブログを簡単に説明するためのポイントを短く述べます。- https://toshikit.com/reading-a-book-what-is-crispr-powerful-way-to-change-dna/ ### ### 思考ステップ をしっかり見せてから、構図を提案し、最終的な生成指示をまとめてください。###

を、X(Twitter)で使えるGrok-3:

で走らせてみると、あっと言う間に以下の画像が出てきました:

画像はまるで写真のようにクオリティが高いのですが、文字は苦手のようです。流石に文字が出鱈目の画像を使うのは憚られるので、これまで通りにChatGPTで作成して、「読書:CRISPRってなんだろう? A Powerful Way to Change DNA」のアイキャッチ画像にしました。

と言うことで、Grok-3を使ってジブリ風の背景でダンディーなおやじを描くことはやめて、次回はGrok-3を使って映画鑑賞の記事のアイキャッチ画像を作ってみようと思います(ちなみに王子のAIラボ「AIディレクターZEN」さんのnote記事「2025年前半にバズりまくった!生成AIトレンド8選」を読むと、秒で絵が完成する超速画像作成AIがトレンドの一番目に取り上げられていました)。

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